Active-Standby構成とは?
Active-Standby構成とは、2つの機器を冗長化し、1つの機器が障害発生時には自動的に切り替わって、サービスを継続するシステムのことを指します。アクティブ/スタンバイ構成とも呼ばれています。
アクティブ/スタンバイ構成の特徴
アクティブ/スタンバイ構成は、以下のような特徴があります。
- 冗長化されたシステムにより、障害発生時にもサービスを継続できる
- 通常時はアクティブ機器がサービス提供を行い、スタンバイ機器は待機状態
- アクティブ機器に障害が発生すると、スタンバイ機器が自動的にアクティブになり、サービス提供を継続する
- 障害発生時にアクティブ/スタンバイ構成が切り替わるため、ユーザーには影響がない
アクティブ/スタンバイ構成の運用方法
アクティブ/スタンバイ構成を運用する際には、以下のようなポイントがあります。
- アクティブ/スタンバイ構成の設置場所は、物理的に別々の場所に設置することが望ましい
- アクティブ機器とスタンバイ機器の間には接続回線を設置し、アクティブ機器の監視を行う
- アクティブ機器に障害が発生した場合には、スタンバイ機器が自動的にアクティブに切り替わるため、スタンバイ機器の機能や性能はアクティブ機器と同等であることが望ましい
- アクティブ/スタンバイ構成の切り替えにかかる時間が短いほど、サービス提供の中断時間を短縮できるため、高速な切り替えが望ましい
以上が、Active-Standby構成とアクティブ/スタンバイ構成の特徴と運用方法についての解説です。アクティブ/スタンバイ構成を導入することで、サービスの高可用性を確保することができます。