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DAS(Direct-Attached Storage)のメリットとデメリット

Explanation of IT Terms

DASとは?

DASとは、外付けストレージの一種で、直接コンピューターに接続して使用するストレージのことを指します。USB接続やThunderbolt接続などが一般的です。

DASのメリット

高速なデータ転送

DASは、内蔵ストレージと比べて高速なデータ転送が可能です。なぜなら、内蔵ストレージの場合はコンピューターのバスに接続されているため、他の機能によってデータ転送速度が低下してしまうからです。一方、DASはコンピューターに直接接続されているため、高速なデータ転送が可能となります。

容量の拡張が容易

DASは、内蔵ストレージとは異なり、簡単に容量の拡張ができます。内蔵ストレージを拡張する場合は、コンピューターを開いて内部を改造する必要がありますが、DASの場合は単純な接続作業で容量を拡張できます。

使用用途が広い

DASは、内蔵ストレージのようにコンピューター内部に設置する必要がなく、外付け可能なため、使用用途が広がります。例えば、サーバーやNASなどのデータストレージとしても使用できます。

DASのデメリット

遠隔地での利用が困難

DASは、直接コンピューターに接続する必要があるため、遠隔地での利用が困難です。遠隔地で使用する場合は、データ転送を行うための別途の設備が必要になります。

プライバシーが確保しにくい

DASは、物理的に持ち運ぶことができるため、盗難や紛失などのリスクがあります。また、コンピューターから直接接続されているため、セキュリティに関するリスクも考えられます。

冗長化の問題

DASは、内蔵ストレージと比べて冗長化に対する対策が限られています。もし、DASが壊れた場合には、データの復旧が困難となる可能性が高いため、冗長化の考慮が必要です。

まとめ

DASは、高速なデータ転送や容量の拡張性、使用用途の広さなどのメリットがありますが、遠隔地での利用が困難であり、プライバシーや冗長化の問題もあります。適切な利用方法を選択し、セキュリティを確保しながら使用していくことが大切です。

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