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BYADとは?
BYADとは、「Bring Your Assigned Device」の略で、従業員が自宅や出先などで使用するために会社が割り当てたモバイルデバイスやラップトップなどのデバイスを指します。BYADは、業務で必要な情報にアクセスするために使用されることがあり、セキュリティ面でのリスクが懸念されます。そのため、BYADには適切なセキュリティ対策が求められます。
BYADのセキュリティリスク
BYADの中には、個人が持つデバイスも含まれるため、会社のセキュリティポリシーとは異なるセキュリティ対策がされていない場合があります。また、BYADが盗まれた場合や紛失した場合、会社の重要な情報が漏洩する可能性があります。また、BYADにウイルスやマルウェアが感染すると、会社のネットワークにも拡散する可能性があります。
BYADのセキュリティ対策
BYADには、以下のようなセキュリティ対策が必要とされます。
1. BYAD利用ポリシーの策定
BYADの利用に関するポリシーを策定し、従業員に周知徹底することが必要です。従業員にBYADの利用に際してのルールや注意点を教育し、BYADの紛失や盗難、ウイルス感染などについても事前に説明することで、セキュリティ意識の向上につながります。
2. BYADの暗号化
BYADには、重要なデータを保管している場合があるため、暗号化することが必要です。暗号化することで、BYADが紛失した場合にも、誰もデータを読むことができなくなります。また、BYADを紛失した場合には、リモートワイプ機能を使用して、データを遠隔で削除することもできます。
3. BYADのセキュリティソフトの導入
BYADには、セキュリティソフトを導入することが必要です。ウイルスやマルウェア対策はもちろんのこと、不正アクセスからBYADを守るために、ファイアウォールやVPNの導入も検討しましょう。
4. BYADの定期的なセキュリティチェック
BYADには、定期的にセキュリティチェックを行うことが必要です。BYADがウイルスやマルウェアに感染していないか、セキュリティ対策が十分に行われているかなどの点をチェックすることで、BYADのセキュリティレベルを維持することができます。
まとめ
BYADは、従業員が自宅や出先で業務に必要なデバイスとして利用されることがありますが、セキュリティリスクもあるため、適切なセキュリティ対策が必要です。セキュリティ対策は、BYAD利用ポリシーの策定、暗号化、セキュリティソフトの導入、定期的なセキュリティチェックなどが挙げられます。会社としては、BYADに対するセキュリティ対策を徹底し、情報漏洩などの被害を未然に防止することが求められます。