CCENTとは?
CCENTとはCisco Certified Entry Networking Technicianの略で、シスコシステムズ社が認定するネットワーク技術者の初級資格です。CCNA(Cisco Certified Network Associate)というより高度な資格を目指す前段階として、ネットワークの基礎知識やルーティング、スイッチングの基本的な技術を理解していることを証明するための資格です。
CCENTの試験内容
CCENTの試験は、以下の2つの試験から構成されています。
- ICND1(Interconnecting Cisco Networking Devices Part 1)
- 100-105 ICND1試験:ICND1の成果物
ICND1は、ネットワークの基礎知識やLANの設定、IPアドレスの設定、ルーティングの基礎など、ネットワークエンジニアに必要な基本的な知識を問われます。試験時間は90分で、約40〜50問の複数選択問題、シミュレーション問題が出題されます。また、試験合格率は70%以上と定められています。
CCENTの取得のメリット
CCENTの取得によって、以下のようなメリットがあります。
- ネットワークエンジニアに必要な基本的な知識を身に付けることができる
- ネットワークエンジニアに関する知識を証明することができる
- CCNAというより高度な資格の取得に向けての第一歩となる
また、CCENTの取得によって、ネットワークエンジニアとしてのスキルアップや転職、昇進などのキャリアアップにつながる可能性があります。
まとめ
CCENTはネットワーク技術者の初級資格であり、CCNAを目指す前段階として取得されることが多いです。ICND1とICND2の試験に合格することによって、CCENTの認定を受けることができます。CCENTの取得によって、ネットワークエンジニアとしてのスキルアップやキャリアアップが期待できるため、ぜひ取得を目指してみてはいかがでしょうか。