CScript (WSH)とは？Windows Script Hostのコマンドライン版とは？
CScriptは、Windows Script Hostのコマンドライン版であり、Windows上でVBScriptやJScriptといったスクリプトを実行するためのツールです。WSH自体は、Windows上でVBScriptやJScriptといったスクリプトを実行するためのエンジンであり、OSに標準で搭載されています。
CScriptは、WSHをコマンドラインから利用するためのツールであり、スクリプトのデバッグやテスト、ログの出力などを行うことができます。また、CScriptはWSHのデフォルトのエンジンよりも高速であり、コマンドラインからのスクリプト実行に適しています。
使用方法
CScriptを使用するには、コマンドプロンプトを開き、以下のように入力します。
“`
cscript [スクリプトファイル名] [オプション]
“`
オプションとしては、以下のようなものがあります。
– /B: エラーメッセージの表示を抑制する
– /D: デバッグモードで実行する
– /E: エンコーディングを指定する
– /H: HTMLファイルを出力する
– /I: インタラクティブモードで実行する
– /Nologo: ロゴの表示を抑制する
– /S: スクリプトエンジンを指定する
– /T: タイムアウト時間を指定する
– /X: エグゼキューションポリシーを設定する
例えば、以下のように入力することで、VBScriptのスクリプトをCScriptで実行することができます。
“`
cscript test.vbs
“`
まとめ
CScriptは、Windows Script Hostのコマンドライン版であり、Windows上でVBScriptやJScriptといったスクリプトを実行するためのツールです。CScriptを使用することで、スクリプトのデバッグやテスト、ログの出力などを行うことができます。また、CScriptはWSHのデフォルトのエンジンよりも高速であり、コマンドラインからのスクリプト実行に適しています。