ETagとは? – entity tagの意味と応用
ETagとは?
ETagとは、HTTPプロトコルの一部であり、リソースのバージョン管理に使用されるものです。つまり、特定のリソースが変更された場合に、その変更を判別するために使用されるものです。これは、ブラウザが特定のリソースを再度ダウンロードする必要があるかどうかを決定するために使用されます。
ETagには、リソースの内容を示すハッシュ値が含まれています。このハッシュ値は、リソースに対して一意であり、リソースの内容が変更された場合には、ハッシュ値も変更されます。
ETagの応用
ETagの応用例としては、キャッシュ制御が挙げられます。ETagを使用することで、ブラウザはキャッシュされたリソースのバージョンを確認し、必要に応じて新しいバージョンをダウンロードすることができます。これにより、Webサイトのパフォーマンスを向上させることができます。
また、ETagはCDN(コンテンツ配信ネットワーク)でも使用されます。CDNは、複数のサーバーに分散されたリソースを提供することで、Webサイトのパフォーマンスを向上させます。ETagを使用することで、CDNはリソースが変更されたかどうかを迅速に検出し、必要に応じて新しいリソースを配信することができます。
まとめ
ETagは、Webサイトのパフォーマンス向上に役立つ重要な概念です。リソースの変更を判別するために使用され、キャッシュ制御やCDNの配信に利用されます。Webサイトを開発する上で、ETagの理解は不可欠です。