HTTPレスポンスとは？Web通信の応答方法の基本概念
Webサイトを閲覧する際に、ブラウザからWebサーバーにリクエスト（要求）を送信し、Webサーバーからブラウザに応答が返されます。この応答のことをHTTPレスポンス（HTTP responses）と呼びます。HTTPレスポンスは、Web通信における応答方法の基本概念となっています。
HTTPレスポンスは、HTTPリクエストに対してWebサーバーが返すものであり、その内容は以下のようになります。
・ステータスコード
・ヘッダー
・レスポンスボディ
ステータスコードは、Webサーバーから返されるHTTPレスポンスの状態を示す3桁の数字で構成されています。ステータスコードには、以下のような種類があります。
・1XX : 情報
・2XX : 成功
・3XX : リダイレクト
・4XX : クライアントエラー
・5XX : サーバーエラー
ヘッダーは、HTTPリクエストと同様に、HTTPレスポンスにおける情報を含むメタデータです。ヘッダーには、以下のような情報が含まれます。
・Content-Type : レスポンスデータの型
・Content-Length : レスポンスデータの長さ
・Date : Webサーバーの日付や時刻情報
・Server : Webサーバーの種類
レスポンスボディは、Webサーバーからブラウザに返される実際のレスポンスデータのことです。レスポンスボディには、HTML文書やCSS、JavaScriptなどのデータが含まれます。
HTTPレスポンスは、Web通信において重要な役割を担っています。HTTPレスポンスが正しく返されない場合、Webサイトの表示や動作に問題が生じる可能性があります。Web開発者は、HTTPレスポンスを正しく理解し、適切に対処することが求められます。