論理値・真理値とは？
論理値・真理値とは、コンピューターの世界において、真偽を表すために用いられる基本的な概念です。論理値は、真(True)または偽(False)の2つの値を持つことができます。
例えば、「1 + 1 = 2」は真なので、論理値はTrueです。一方、「3 × 4 = 13」は偽なので、論理値はFalseです。論理値は、条件分岐や繰り返し処理など、プログラムの制御フローにおいて重要な役割を果たします。
真理値表と論理演算子
論理値を扱う上で重要なのが、真理値表と論理演算子です。真理値表は、全ての可能な入力値の組み合わせに対して、演算の結果として得られる論理値を表にまとめたものです。論理演算子は、論理値を扱う際に用いられる特別な演算子で、AND、OR、NOTの3つがあります。
– AND演算子(&)：2つの論理値の両方がTrueの場合にTrueを返し、それ以外の場合はFalseを返します。
– OR演算子(|)：2つの論理値のいずれかがTrueの場合にTrueを返し、両方がFalseの場合にFalseを返します。
– NOT演算子(!)：論理値を反転させます。Trueの場合はFalseを、Falseの場合はTrueを返します。
論理値の活用方法
論理値は、プログラムの中で条件分岐や繰り返し処理を行う際に非常に重要な役割を果たします。例えば、ある条件がTrueの場合にはAを、Falseの場合にはBを実行するプログラムを以下に示します。
“`
if 条件:
Aを実行
else:
Bを実行
“`
また、論理演算子を用いることで、複雑な条件式を簡潔に表現することができます。例えば、「変数xが10以上かつ20以下の場合にTrueを返す」という条件式を以下に示します。
“`
if 10 <= x <= 20:
Trueを返す
else:
Falseを返す
```
まとめ
論理値・真理値とは、コンピューターの世界において真偽を表すために用いられる基本的な概念です。論理値は、条件分岐や繰り返し処理など、プログラムの制御フローにおいて重要な役割を果たします。論理演算子を用いることで、複雑な条件式を簡潔に表現することができます。これらの基本的なコンセプトをマスターすることで、より高度なプログラミングを実現することができます。