.7zファイルとは？圧縮・解凍の基本概念をわかりやすく解説します
「.7zファイル」という言葉を聞いたことがありますか？最近では、ファイルを簡単に圧縮できる「.zip」や「.rar」に代わって、.7zファイルが注目を集めています。本記事では、.7zファイルとは何か、そして圧縮・解凍の基本概念について、わかりやすく解説します。
.7zファイルとは？
.7zファイルは、圧縮ファイルの1つです。特徴としては、非常に高い圧縮率と、多くのファイル形式に対応している点が挙げられます。
7zの名前の由来は、圧縮アルゴリズム「LZMA」に基づいていること。つまり、「7z」は、7zipの略語として広く知られています。
圧縮率が高いため、ファイルサイズを小さくすることができ、データの転送やストレージにおいて非常に有用です。また、.7zファイルは暗号化も可能です。
圧縮と解凍の基本概念
ファイルを圧縮することで、ファイルサイズを小さくし、転送や保存に便利になります。逆に、解凍することで、圧縮されたファイルを元に戻すことができます。ここでは、圧縮と解凍の基本的な概念について説明します。
・圧縮とは
圧縮とは、ファイルを小さくすることです。ファイルサイズを小さくする方法には、データの冗長部分を削除する「無圧縮圧縮」、データを別の符号で表現する「可逆圧縮」、データを完全に変換する「非可逆圧縮」があります。
無圧縮圧縮は、データが冗長である場合に有効ですが、一般的には効果的ではありません。可逆圧縮は、データを元に戻すことができ、非可逆圧縮は、データを元に戻すことができないため、圧縮率が高くなります。
・解凍とは
解凍とは、圧縮されたファイルを元の状態に戻すことです。解凍には、圧縮されたファイルを選択し、解凍する場所を指定することが必要です。一部の解凍ソフトウェアには、自動的に解凍する機能が備わっています。
まとめ
本記事では、.7zファイルとは何か、圧縮・解凍の基本概念について解説しました。.7zファイルは高い圧縮率と暗号化が可能なことから、非常に便利な圧縮形式の1つです。また、圧縮と解凍の基本的な概念についても理解できたかと思います。今後、ファイルの転送やストレージの際には、是非.7zファイルに注目してみてください。