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キャラクターコードとは?文字をコンピュータで扱うための規格とは
プログラミングやWeb開発、データベース管理など、コンピューターを扱う上で欠かせないのが文字コードです。それでは、キャラクターコードとは何でしょうか?ここでは、キャラクターコードの基本的な概念から、実際に使われる主な規格について解説していきます。
キャラクターコードとは?
キャラクターコードとは、文字がコンピュータ内でどのように扱われるかを規定したものです。人が読み書きするために使用する文字には、漢字やひらがな、カタカナ、アルファベットなど多岐にわたりますが、それぞれに対応するコードが割り当てられています。
コンピューターは、2進数(0と1)のみを使用するため、文字を扱うにはそれを数値に変換する必要があります。キャラクターコードによって、それぞれの文字に割り当てられた数値が決まっており、コンピューター内で文字として扱われます。
代表的なキャラクターコードの種類
キャラクターコードは、規格によって異なりますが、代表的なものは以下の3つです。
1. ASCIIコード
ASCIIコードは、英語圏で広く使用されている文字コードです。アルファベット、数字、句読点、制御文字に割り当てられた7ビットのコードで、合計128文字が扱えます。
2. Unicode
Unicodeは、世界中のあらゆる文字を扱うために制定されたキャラクターセットです。1文字につき16ビットのコードが割り当てられており、日本語や中国語、アラビア語、ロシア語など多言語に対応しています。
3. Shift_JIS
Shift_JISは、主に日本語の漢字を扱うために開発された文字コードです。1文字につき2バイトのコードが割り当てられており、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットなどが扱えます。
まとめ
キャラクターコードは、コンピューター内で文字を扱うための規則です。ASCIIコード、Unicode、Shift_JISなど、使用する環境によって異なる規格がありますが、それぞれに割り当てられたコードによって、文字がコンピュータ上で扱われます。プログラミングやWeb開発を行う上で、キャラクターコードについて理解しておくことは非常に重要です。