ローカルIPアドレスとは?ネットワーク接続の基本概念を分かりやすく解説
ローカルIPアドレスとは?
ローカルIPアドレスは、ネットワークに接続された端末に割り当てられた識別番号です。インターネット上のIPアドレスとは異なり、ローカルネットワーク内でのみ有効で、インターネットでの通信には使用できません。ローカルIPアドレスには、IPv4とIPv6の2つのバージョンがあります。
IPv4の場合、ローカルIPアドレスは、192.168.0.0〜192.168.255.255、172.16.0.0〜172.31.255.255、10.0.0.0〜10.255.255.255の3つの範囲に割り当てられます。一方、IPv6の場合、ローカルIPアドレスは、fe80::/10の範囲に割り当てられます。
ネットワーク接続の基本概念
ネットワーク接続には、IPアドレスとサブネットマスクが必要です。IPアドレスは、ネットワーク上の端末を一意に識別するための番号です。サブネットマスクは、IPアドレスが属するネットワークとホスト部分を分けるために使用されます。
たとえば、IPv4の場合、192.168.0.1/24という表記があります。これは、IPアドレスが192.168.0.1であり、サブネットマスクが255.255.255.0であることを示しています。サブネットマスクが255.255.255.0である場合、IPアドレスの最後の1バイトがホスト部分として使用され、残りの3バイトがネットワーク部分として使用されます。
ネットワーク接続には、ルーターやスイッチ、ハブなどのネットワーク機器が使用されます。これらの機器は、ネットワーク上の端末同士の通信を仲介する役割を担います。
まとめ
ローカルIPアドレスは、ネットワークに接続された端末に割り当てられた識別番号であり、IPv4とIPv6の2つのバージョンがあります。ネットワーク接続には、IPアドレスとサブネットマスクが必要であり、ルーターやスイッチ、ハブなどのネットワーク機器が使用されます。この基本概念を理解することで、ネットワーク接続に関する知識が深まります。