数値文字参照とは?
数値文字参照とは、HTMLやXMLなどのマークアップ言語において、文字や記号を表現するために使用される記法の一つです。通常、コンピューター上で扱うことのできない文字や特殊な意味を持つ文字を表現する場合に使われます。
数値文字参照の書式
数値文字参照は、&#xNNNN;や&#NNNN;の形式で書きます。ここで、NNNNは文字のUnicodeコードポイントを16進数または10進数で表したものです。
例えば、アンパサンド(&)を表現する場合、数値文字参照では&というコードを使います。これは、アンパサンドのUnicodeコードポイントであるU+0026を16進数で表記したものです。
数値文字参照の利用例
数値文字参照は、特定の文字が正しく表示されない場合に便利です。例えば、古いブラウザーでは日本語などのマルチバイト文字が正しく表示されず、文字化けしてしまうことがありました。この場合、数値文字参照を使って文字を表現することで、正しく表示させることができます。
また、特殊な文字や記号を表現する場合にも便利です。例えば、破線(―)を表現する場合、数値文字参照では—というコードを使います。
まとめ
数値文字参照は、HTMLやXMLなどのマークアップ言語において、文字や記号を表現するために使用される記法の一つです。特定の文字が正しく表示されない場合や、特殊な文字や記号を表現する場合に利用されます。数値文字参照の書式は&#xNNNN;や&#NNNN;という形式で、Unicodeコードポイントを16進数または10進数で表記します。