スキーム(URIスキーム)とは? – ウェブ開発用語
ウェブ開発において、スキームは重要な用語のひとつです。スキームは、URI (Uniform Resource Identifier) における、URIの先頭部分にあたります。スキームによって、URIの種類や扱い方が決まります。
スキームは、URIにおいて「スキーム名://パス」という形式で表現されます。例えば、URL (Uniform Resource Locator) の場合、http://やhttps://がスキームにあたります。一方、URN (Uniform Resource Name) の場合、urn:がスキームにあたります。
スキームは、URIを扱う上で重要な役割を果たしています。スキームによって、どのようなリソースか、どのようなプロトコルを使用するかが明確になり、リクエストを送る側や受け取る側が正しく解釈することができるのです。
URIには、様々なスキームが存在します。代表的なものには、http、https、ftp、telnetなどがあります。これらのスキームは、それぞれ異なるプロトコルを使用しており、異なる方法で情報を取得することができます。
また、ウェブ開発においては、カスタムスキームを使用することもできます。カスタムスキームは、開発者が独自に定義したスキームで、独自のプロトコルを使用することができます。例えば、 mailto: や tel: などがよく知られたカスタムスキームの例です。
スキームは、ウェブ開発において、URIを扱う上で非常に重要な役割を果たしています。スキームを正しく理解し、適切に使用することで、より効率的で正確な開発ができるでしょう。