スレーブとは?マスターに従属するデバイスやプロセスのことを解説
「スレーブ」とは、主にコンピューターの世界で用いられる言葉であり、マスターという別のデバイスやプロセスに従属するデバイスやプロセスのことを指します。
例えば、インターネット上で検索を行った場合、自分のパソコンやスマートフォンがスレーブとなり、検索エンジンサーバーがマスターとなります。
また、工場の制御装置では、制御装置自体がマスターであり、それ以下に接続された機械やセンサーがスレーブとなります。マスターは、スレーブを制御したり、データを収集したりすることができます。
スレーブは、マスターからの指示に従って動作することが求められます。そのため、スレーブは常にマスターからの指示を待ち受けており、必要に応じて動作を行います。一方、マスターは、スレーブに対して必要な指示を送信し、制御を行います。
しかし、マスターが故障した場合、スレーブも動作しなくなってしまいます。そのため、スレーブ側でもマスターの異常を検知し、適切な動作を行うように設計されています。
まとめ
「スレーブ」とは、マスターに従属するデバイスやプロセスを指す用語であり、コンピューターや工場の制御装置などで利用されます。スレーブは常にマスターからの指示を受けて動作する必要があり、マスターの異常にも適切に対応するように設計されています。