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スティッキーセッション(sticky session)とは? – ウェブ開発用語

Explanation of IT Terms

スティッキーセッション(sticky session)とは? – ウェブ開発用語

スティッキーセッションとは?

スティッキーセッション(sticky session)とは、Webサーバー上で複数のアプリケーションサーバーを利用する際に、同じクライアントからのリクエストを特定のアプリケーションサーバーに固定する機能のことを指します。言い換えると、同じクライアントからのリクエストを常に同じアプリケーションサーバーに転送することで、セッション情報を維持するための機能です。

スティッキーセッションの仕組み

スティッキーセッションは、クライアントのセッションIDをキーとして、そのクライアントが最初にアクセスしたアプリケーションサーバーの情報を保持します。以降のアクセス時には、クライアントから送信されたセッションIDを元に、前回アクセスしたアプリケーションサーバーにリクエストが送信されます。

このように、スティッキーセッションを利用することで、特定のセッション情報を同じアプリケーションサーバーで処理し続けることができるため、正確なセッション管理が可能になります。

スティッキーセッションの利用例

スティッキーセッションは、Webアプリケーションの負荷分散や、セッション管理において利用されます。例えば、ECサイトの買い物カゴ機能などでは、同じセッションIDでありながら、複数のWebサーバーを利用している場合に、スティッキーセッションを利用してセッション情報を共有することで、商品情報や決済情報を維持することができます。

まとめ

スティッキーセッションは、クライアントからのリクエストを固定することで、正確なセッション管理を行うための機能です。Webアプリケーションの負荷分散やセッション管理において、広く利用されています。

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