.tgzファイルとは？
.tgzファイルは、アーカイブ形式の一種で、LinuxやUnix系のオペレーティングシステムでよく使われています。拡張子は、.tar.gzや.tar.zで表されることもあります。ターボールとも呼ばれます。.tarファイルに複数のファイルやディレクトリをまとめ、gzip圧縮を施したものが.tgzファイルです。.tar.gzと同じ意味で使われることもあります。
アーカイブ形式の基本概念
アーカイブ形式とは、複数のファイルやディレクトリを1つのファイルにまとめて圧縮することで、ファイルサイズを小さくし、転送や保存を容易にする形式のことを指します。主なアーカイブ形式としては、.zip、.tar、.rarがあります。それぞれの形式には、特徴がありますが、共通しているのは、1つのファイルにまとめることで、圧縮率を高めることができるということです。
.tgzファイルの活用方法
.tgzファイルは、LinuxやUnix系のオペレーティングシステムでよく使われます。主に、複数のファイルをまとめて、圧縮して配布する場合に利用されます。特に、Webサイトの公開ソースコードをダウンロードする場合によく使われ、多数のファイルやディレクトリを1つのファイルにまとめ、ダウンロードしやすくすることができます。また、UNIXやLinuxなど、コマンドラインでの操作にも慣れている人にとっては、ファイルの圧縮や解凍を簡単に行えるため、非常に便利な形式といえます。
以上のように、.tgzファイルは、アーカイブ形式の一種で、LinuxやUnix系のオペレーティングシステムでよく使われ、複数のファイルを1つにまとめることで、配布や保存の容易さを実現するために利用されます。