インディケータとは?表示器や目印の役割を解説
プログラミングや投資、自動車業界など、様々な分野で利用される「インディケータ(indicators)」という用語は、何を示すために使われるのでしょうか?
インディケータは、直訳すると「指標」という意味です。つまり、何かしらの情報を示すためのものであり、主に以下のような役割を果たしています。
1. 状態の確認や表示
例えば、自動車のダッシュボードにあるタコメーターや速度計、燃料計などは、車の状態を視覚的に確認するためのインディケータです。
同様に、プログラムの処理状況を表示する進捗バーもインディケータの一種です。進捗バーがどのぐらい進んでいるかを視覚的に確認できることで、処理が完了するまでの待機時間や、処理に必要な時間を把握しやすくなります。
2. 観測値や予測値の算出
投資や経済分野では、リアルタイムで株価や為替相場を表示するチャートが一般的です。このチャートの中にある移動平均線やRSIといったものは、価格変動の傾向や強さを示すためのインディケータです。
また、天気予報でも低気圧の移動速度や気圧の変化などを示すインディケータが用いられています。
3. 判断の指標として
最後に、インディケータは何らかの判断材料として利用されることがあります。例えば、投資家がチャートのインディケータを参考に、今後の株価上昇や下落を予測することがあります。
ただし、インディケータはあくまで一つの情報であり、必ずしも正確な情報を与えるわけではありません。そのため、複数の情報を参考にして判断することが大切です。
以上のように、インディケータは様々な分野で利用される、非常に重要な役割を持つ表示器や目印です。正しく利用することで、より正確な情報を得ることができます。