RDS CALとは？
RDS CAL (リモートデスクトップ サービス クライアント アクセス ライセンス)とは、Windowsサーバーで動作するリモートデスクトップサービスにおいて、クライアント端末からリモート接続するためのアクセスライセンスのことです。つまり、RDSサーバーにアクセスするユーザーのライセンスを管理することができます。RDS CALは、Windows Serverのライセンスに加えて、追加で購入する必要があります。
RDS CALの必要性
RDS CALは、ビジネスで必須の概念の1つといえます。なぜなら、リモートワークやテレワークが増加し、多くの企業で社員がオフィス外からアクセスする必要があるからです。RDS CALを導入することで、遠隔地からでも社内システムにアクセスすることができ、業務の効率化や生産性の向上につながります。また、RDS CALにはユーザー数と接続デバイスの制限があるため、ライセンス管理の観点からも重要です。
RDS CALの種類
RDS CALには、大きく2つの種類があります。
ユーザーアクセスCAL
ユーザーアクセスCALは、特定のユーザーに対してライセンスを付与する方式です。つまり、同一のユーザーが複数のデバイスからアクセスする場合でも、1つのライセンスでカバーできます。ユーザーが増えても、ライセンスの購入数は増えません。
デバイスアクセスCAL
デバイスアクセスCALは、特定のデバイスに対してライセンスを付与する方式です。つまり、同一のデバイスで複数のユーザーがアクセスする場合でも、1つのライセンスでカバーできます。デバイス数が増えると、ライセンスの購入数も増えます。
まとめ
RDS CALは、リモートデスクトップサービスを利用するためのアクセスライセンスであり、ビジネスには必須の概念の1つです。種類によって対象となるユーザーやデバイスが異なりますので、ライセンスを導入する際には、業務のニーズや規模に合わせて選択することが重要です。また、ライセンス管理には十分注意して、合法的な利用を心がけましょう。