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単項演算子(unary operator)とは?
プログラミングにおいて、単項演算子は単一のオペランドに作用する演算子です。通常、オペランドは変数、定数、または式となります。単項演算子は、数学における単項関数に相当するものと考えることができます。
単項演算子には、符号反転演算子(-)、インクリメント演算子(++)、デクリメント演算子(–)、ビット反転演算子(~)、論理否定演算子(!)などがあります。
符号反転演算子(-)
符号反転演算子(-)は、オペランドの符号を反転させます。つまり、正の数に適用すると負の数に、負の数に適用すると正の数になります。この演算子は、数値型の変数や式に対して使用されます。
例:-5
インクリメント演算子(++)
インクリメント演算子(++)は、オペランドの値を1増加させます。この演算子は、整数型や実数型の変数や式に対して使用されます。また、前置インクリメントと後置インクリメントの2種類があります。
例:x++ (後置インクリメント)、++x(前置インクリメント)
デクリメント演算子(–)
デクリメント演算子(–)は、オペランドの値を1減少させます。この演算子も、インクリメント演算子と同様に、前置デクリメントと後置デクリメントの2種類があります。
例:y–(後置デクリメント)、–y(前置デクリメント)
ビット反転演算子(~)
ビット反転演算子(~)は、オペランドのビットを反転させます。つまり、0は1に、1は0に変換されます。この演算子は、整数型の変数や式に対して使用されます。
例:~4
論理否定演算子(!)
論理否定演算子(!)は、オペランドの論理値を反転させます。つまり、trueはfalseに、falseはtrueに変換されます。この演算子は、論理型の変数や式に対して使用されます。
例:!false
以上が、単項演算子についての基本的な説明です。これらを適切に活用することで、プログラムの効率性や可読性を高めることができます。