バックライトとは？
バックライトとは、液晶ディスプレイの画面を照らすための光源のことです。バックライトがないと、画面が暗くて見えにくくなってしまいます。
バックライトの種類
液晶ディスプレイには、大きく分けて2種類のバックライトがあります。
- CCFLバックライト：冷陰極管と呼ばれる発光体を使ったバックライトで、昔から使われているタイプです。明るさや色の再現性は高いですが、発光体の劣化が早く、白色の光を発するため色温度が高めになってしまいます。
- LEDバックライト：発光ダイオードを使ったバックライトで、近年主流になっています。消費電力が少なく、長寿命で、発光体が小さいためスリムなディスプレイが作れます。また、発光体の色をRGBで調整することで、色再現性が向上されました。
バックライトの制御方法
バックライトの明るさは、ユーザーが利用するディスプレイの明るさ設定によって制御されます。大抵の場合は、OS側でディスプレイの明るさ調整を行いますが、一部の液晶ディスプレイにはバックライトの明るさを設定する専用の機能を備えているものもあります。また、一部のディスプレイは周囲の照度に応じて自動的にバックライトの明るさを調整する機能も備えています。
まとめ
バックライトは、液晶ディスプレイの画面を照らすための光源で、CCFLバックライトとLEDバックライトの2種類があります。LEDバックライトは、消費電力が少なく、長寿命で、色再現性に優れています。バックライトの明るさは、ユーザーが利用するディスプレイの明るさ設定によって制御されます。周囲の照度に応じて自動的に調整する機能を備えているディスプレイもあります。