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バスパワー(bus powered)とは?デバイス駆動の基本概念を分かりやすく解説
バスパワーとは何か?
最近の電子機器には、充電式バッテリーやACアダプターを使って電源を供給するものがほとんどですが、中にはバスパワーで動作するものもあります。
バスパワーとは、USBやThunderboltなどのコンピューターのインターフェースから電力を供給し、デバイスを動作させる方式のことです。具体的には、USBポートなどから最大500mA以下の電流を取り入れ、電源として使用します。
バスパワーのメリットとデメリット
バスパワーを利用することで、別途電源を用意する必要がなくなり、携帯性が高まるなどのメリットがあります。また、コンピューターと接続するだけで簡単に使えるため、初心者でも扱いやすいという点も魅力的です。
しかし、バスパワーでは取り入れることができる電流量が限られているため、高消費電力のデバイスでは動作しないことがあります。また、バスパワーで電力を供給する場合、他のデバイスと共有するため、複数のデバイスを接続すると動作が不安定になる場合があります。
バスパワーの対応デバイス
バスパワーに対応したデバイスは、主に小型・軽量なものが多く、携帯性が高いため外出先での使用に適しています。具体的には、モバイルバッテリーやBluetoothイヤホン、USBメモリなどが挙げられます。
一方、高消費電力のデバイスには別途電源を用意する必要があるため、バスパワーには対応していないことが多いです。代表的なものとしては、外付けハードディスクやグラフィックスカードなどがあります。
まとめ
バスパワーは、USBやThunderboltなどのインターフェースから電力を供給し、デバイスを動作させる方式のことです。携帯性が高く、初心者でも扱いやすいため、外出先での使用に適しています。ただし、取り入れることができる電流量が限られているため、高消費電力のデバイスには対応していないことが多いです。