CompactFlash（コンパクトフラッシュ）とは？小型のフラッシュメモリカード
CompactFlashは、1994年にサンディスク社によって開発された小型のフラッシュメモリカードです。現在、主にデジタルカメラや業務用の音声録音機器、産業用途でのデバイスなどで使用されています。
CompactFlashの特徴
- 堅牢な作りで、衝撃や振動に強く、信頼性が高い
- 大容量で、最大での容量は2TBまで対応している
- 高速なデータ転送が可能で、最大で150MB/sの転送速度を誇る
- 低消費電力で、バッテリーの持ちがよくなる
また、CompactFlashにはType IとType IIの2つの規格があります。Type Iは厚さが3.3mmで、Type IIは厚さが5mmです。現在では、Type Iが一般的に使用されています。
CompactFlashの歴史
CompactFlashは、1994年にサンディスク社によって開発されました。当時は、SmartMediaというカードが一般的でしたが、容量や速度に限界があったため、CompactFlashが登場したことでデジタルカメラの普及が進み、その大きな役割を果たしました。
その後、SDカードやmicroSDカードが登場し、競合製品も増えてきましたが、CompactFlashは堅牢性や転送速度の面で優れているため、現在でも一部のプロフェッショナルな分野で使用されています。
まとめ
CompactFlashは、堅牢性や速度の面で優れたフラッシュメモリカードです。デジタルカメラや産業用途でのデバイスなどで使用され、信頼性が高いことから、プロフェッショナルな分野でも使用されています。