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ハウジングサービスとコロケーションサービスとは?データセンター活用の基本概念を分かりやすく解説
ハウジングサービスとは?
ハウジングサービスとは、企業や組織が自社で保有するサーバーやネットワーク機器を、専門業者が管理するデータセンター内に設置し、保守・運用を行うサービスのことです。自社でデータセンターを保有する場合に比べ、コスト削減が可能となるほか、設備の環境面やセキュリティ面での信頼性向上も期待できます。
コロケーションサービスとは?
コロケーションサービスとは、複数の企業や組織が共同でデータセンターを利用し、サーバーやネットワーク機器を設置・運用するサービスのことです。データセンターが提供する環境やセキュリティ面での信頼性を共有することができるため、コスト削減にもつながります。
データセンター活用の基本概念
データセンター活用にあたり、以下の3つが基本的な概念となります。
1. セキュリティ対策
データセンター内のサーバーや機器には、企業や組織の重要な情報が格納されている場合があります。そのため、セキュリティ対策は非常に重要です。物理的なセキュリティ対策だけでなく、通信の暗号化や侵入検知システムの導入など、様々な対策が必要となります。
2. ネットワーク環境の構築
企業や組織のシステムが利用するネットワーク環境を構築することも、データセンター活用において重要な要素となります。高速・高品質な回線を構築し、安定した通信環境を実現することが求められます。
3. 24時間体制の監視・運用
データセンター内のサーバーや機器は、24時間365日稼働しているため、常に監視・運用が必要となります。万一の障害発生時には、早急な対応が求められます。そのため、運用スタッフの配置や定期的な診断・メンテナンス作業が必要となります。
以上が、ハウジングサービスとコロケーションサービス、そしてデータセンター活用の基本概念についての解説です。企業や組織にとって、データセンター活用はコスト削減やセキュリティ向上、ネットワーク環境の構築など、様々なメリットがあります。より効果的にデータセンターを活用するためにも、これらの概念を理解し、適切なサービスの選択・活用が求められます。