Last-Modifiedとは?Webページ更新日時の基本概念を分かりやすく解説する
Web上で情報を提供する場合、情報の正確性や更新頻度に関しては常に注力する必要があります。そのためには、Webページの更新日時を的確に管理・表示することが大切です。ここでは、そのWebページ更新日時を管理するために利用される「Last-Modified」という概念について解説します。
Last-Modifiedとは?
Last-Modifiedとは、Webサーバー上のファイルに対して最後に更新された日時を表すヘッダー情報のことです。この情報は、クライアント側のブラウザがWebサイトにアクセスした際に取得されます。そして、Webページ更新日時管理のために利用されます。
具体的な利用例
例えば、あるWebサイトにおいて、特定のページが最後に更新されたのはいつだったかを把握する必要があるとします。この場合、クライアント側のブラウザがWebサイトにアクセスすると、サーバー側が提供するヘッダー情報の「Last-Modified」を用いて最終更新日時を取得します。
また、Last-Modifiedは、Webサーバー側においてキャッシュの効果を高めるためにも利用されます。サーバー側は、Webページの更新が行われていない場合、その情報を再度送信する必要がないため、キャッシュに蓄積することが可能となります。そのため、転送量を削減することもできます。
まとめ
Webページ更新日時管理のために利用されるLast-Modifiedについて解説しました。Webサイトで提供する情報が正確性と更新頻度に関わることから、この概念を把握して適切に利用することは重要です。ブラウザのキャッシュ効果を高め、サーバーに与える負荷を低減することができるので、Web開発においても積極的に活用していきましょう。