NDP近隣探索プロトコルとは?IPv6ネットワークの基本概念を分かりやすく解説
IPv6とは?
IPv6とは、現在広く使われているIPv4に代わる次世代インターネットプロトコルのことです。IPv6はIPv4と異なり、アドレスの長さが128ビットに拡張されており、IPv4のアドレス枯渇を解消するために開発されました。
NDP近隣探索プロトコルとは?
NDPは、IPv6ネットワークで使用される近隣探索プロトコルのことです。NDPは、IPv4のARP(アドレス解決プロトコル)に相当するもので、IPv6ネットワーク上での通信に必要なアドレスの解決や、ルーターとの通信に必要な情報の取得などを行います。
IPv6ネットワークの基本概念
IPv6ネットワークでは、IPv4と異なり、アドレスの長さが128ビットに拡張されています。IPv6アドレスは、8つの16進数で表され、各16進数は「:」で区切られています。例えば、IPv6アドレスが「2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334」の場合、このアドレスを表すためには、IPv4アドレスの4倍のビット数が必要となります。
また、IPv6ネットワークでは、ループバックアドレスとして「::1」というアドレスが定義されており、これはIPv4の「127.0.0.1」と同様に、自分自身に通信を行うために使用されます。
まとめ
今回は、「NDP近隣探索プロトコルとは?IPv6ネットワークの基本概念を分かりやすく解説」というテーマで解説を行いました。
IPv6はIPv4のアドレス枯渇問題を解決するために開発された次世代インターネットプロトコルであり、その中で使用されるNDPは、IPv6ネットワーク上での通信に必要なアドレスの解決や、ルーターとの通信に必要な情報の取得などを行います。
IPv6ネットワークには、IPv4と異なり、アドレスの長さが128ビットに拡張され、IPv6アドレスは、「:」で区切られた8つの16進数で表されます。
この記事がIPv6ネットワークの基本概念を理解する上で役立つ情報となっていることを願っています。