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NUMERIC型 DECIMAL型とは?データベースの精密数値の基本概念をわかりやすく解説

Explanation of IT Terms

NUMERIC型とDECIMAL型とは?

NUMERIC型とDECIMAL型は、データベースにおける数値の保存方法の一つです。どちらも精度の高い数値を扱うことができますが、若干の違いがあります。

NUMERIC型は、固定小数点数として保存されます。具体的には、小数点以下の桁数を指定しておくことで、その桁数で固定されます。例えば、NUMERIC(10,2)と定義すると、10桁の数字のうち小数点以下は2桁で固定されます。このように、小数点以下の桁数を指定することで、精度の高い計算を行うことができます。

一方、DECIMAL型は、可変長小数点数として保存されます。これは、小数点以下の桁数を指定するのではなく、全体の桁数と小数点以下の桁数を指定するため、より柔軟な値の保存が可能です。例えば、DECIMAL(10,2)と定義すると、全体が10桁の数値で小数点以下は2桁という形で保存されます。このように、任意の桁数の数値を扱うことができるメリットがあります。

データベースにおける精密数値の重要性

データベースにおいて、数値の正確性は非常に重要です。特に、金融業界や科学技術分野など、精度が求められる分野では、小数点以下の桁数の正確性が命となります。そのため、NUMERIC型やDECIMAL型を適切に使用することが必要不可欠です。

また、データベースに保存する数値は、必ずしも計算結果だけでなく、入力される値そのものも含まれます。一般的に、入力値には誤差が生じることがあります。そのため、データの保存方法によっては、誤差が蓄積されることがあり、結果的に精度が低下してしまう可能性があります。

まとめ

NUMERIC型とDECIMAL型は、データベースにおいて精密数値を扱うためのデータ型です。それぞれ固定小数点数と可変長小数点数という違いがありますが、どちらの型も精度の高い計算が可能です。データベースにおいて数値を扱う際には、正確な値を保持し、誤差を蓄積させないためにも、適切な型の使用が必要です。

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