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RS-232C EIA-232-Dとは?シリアル通信の基本概念をわかりやすく解説
RS-232C EIA-232-Dとは?
RS-232C EIA-232-Dは、パソコンや周辺機器などのシリアル通信で使われる標準規格の1つです。シリアル通信とは、1本の通信線で1ビットずつデータを送受信する通信形式のことです。パソコンやプリンタ、モデムなどの機器でよく使われます。
シリアル通信の基本概念
シリアル通信を行うには、以下の3つの要素が必要です。
1. データ送信側とデータ受信側
データを送信する側と、そのデータを受信する側が必要です。例えば、パソコンとプリンタなどです。
2. 通信回線
データを送受信するために、1本の通信線が必要です。通信線は、データ送信側とデータ受信側を接続します。
3. 通信プロトコル
データを送受信する際には、どのようなデータ形式で送信するかを決める必要があります。このデータ形式を通信プロトコルと呼びます。
RS-232C EIA-232-Dを使ったシリアル通信
RS-232C EIA-232-Dを使ったシリアル通信では、以下のような規定があります。
1. 通信回線
RS-232C EIA-232-Dでは、25ピンまたは9ピンのD-subコネクタを使って、データ送信側とデータ受信側を接続します。
2. 通信プロトコル
RS-232C EIA-232-Dでは、データ通信にASCIIコードを使用します。また、ハンドシェイク信号で通信の開始や終了を行います。
3. 波特数
RS-232C EIA-232-Dでは、通信速度を波特数(ボー)という単位で表します。一般的に、9600ボーがよく使われます。
以上が、RS-232C EIA-232-Dを使ったシリアル通信の基本概念についての解説です。今後、パソコンや周辺機器を使いこなすためにも、シリアル通信の知識は必須です。