セカンダリとは？
セカンダリとは、コンピュータのセカンダリストレージやDNSサーバーといった分野で使用される用語の一つで、プライマリに対して二次的な役割を担うことを表しています。様々な分野で使用されるセカンダリの概念について、以下で詳しく解説していきます。
コンピュータのセカンダリストレージとは？
コンピュータにおけるセカンダリストレージとは、主に大容量のデータを永続的に保存するために利用されるストレージメディアのことを指します。代表的なセカンダリストレージとしては、ハードディスクドライブやUSBフラッシュドライブ、CD・DVD、さらにはクラウドストレージなどがあります。
一方、プライマリストレージとしては、RAM（ランダムアクセスメモリ）やキャッシュメモリ、CPU内のレジスタなどがあり、高速なデータアクセスに利用されます。
DNSサーバーにおけるセカンダリとは？
DNSサーバーにおけるセカンダリとは、プライマリと同じくドメイン名とIPアドレスのマッピング情報を保持するDNSサーバーのことを指します。プライマリDNSサーバーで更新された情報が、セカンダリDNSサーバーに転送され、セカンダリDNSサーバーでも同様の情報を提供することができるようになります。
セカンダリDNSサーバーは、災害時やネットワーク障害時にプライマリDNSサーバーと同様の機能を担うことができるため、DNSシステムの信頼性を高めるためにも重要な役割を担っています。
まとめ
セカンダリとは、プライマリに対して二次的な役割を担うことを表し、コンピュータやDNSサーバーにおいて様々な意味で使用されます。コンピュータのセカンダリストレージは、大容量のデータを永続的に保存するために利用されるストレージメディアであり、一方、DNSサーバーにおけるセカンダリはプライマリと同様にドメイン名とIPアドレスのマッピング情報を保持するDNSサーバーのことを指します。セカンダリはシステムの信頼性を高めるためにも重要な役割を担っています。