SVG (Scalable Vector Graphics) とは?描画技術の基本概念を解説
SVG (Scalable Vector Graphics) は、ベクターグラフィックを作成および編集するためのXMLベースのマークアップ言語です。SVGは、Webページ、デスクトップアプリケーション、モバイルアプリケーションなど、さまざまなデバイスやプラットフォームで使用されています。
SVGは、拡張性があり、異なるサイズのスクリーンや解像度に対応することができます。また、ベクター画像のため、拡大縮小しても画質が低下することなく、クリアな表示が可能です。
SVGの基本概念
- 要素(Element): SVGの基本単位で、幾何学的図形、テキスト、画像、フィルタなどが含まれます。
- 属性(Attribute): 要素の属性には、色、位置、サイズ、角度などの情報が含まれます。
- グループ(Group): 複数の要素を一つにまとめたもので、グループ全体に対して属性を指定することができます。
- パス(Path): カーブや直線を使用して図形を作成する方法です。
SVGの描画技術
SVGには、以下のような描画技術があります。
- 線、円、四角形、楕円、多角形の描画
- テキストの表示
- グラデーションの適用
- 画像の表示
- アニメーションの実装
また、SVGはJavaScriptと組み合わせて使用することで、さらに多彩な表現が可能になります。例えば、時間経過に伴ってフェードイン・フェードアウトするアニメーションを実装することができます。
以上が、SVGの基本概念と描画技術についての解説でした。SVGは、拡張性が高く、画質もクリアなため、Webデザインやアプリケーション開発で利用されることが増えています。