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VESAマウントFDMIとは?ディスプレイ取り付け規格の基本概念を詳しく解説します
VESAマウントFDMIとは?
VESAマウントFDMIとは、Video Electronics Standards Association(VESA)が定めた、液晶ディスプレイの取り付け規格のことです。FDMIとは、Flat Display Mounting Interfaceの略称であり、フラットな画面を持つ液晶ディスプレイに対して最適な取り付け方法を標準化したものです。
VESAマウントFDMIの特徴
VESAマウントFDMIの特徴は、各メーカーが共通の規格に沿ってディスプレイを設計できることです。これにより、異なるメーカーのディスプレイに対しても、同じVESAマウントFDMI規格に対応したマウントを使用することで、安定かつ簡単に取り付けが可能になります。
また、VESAマウントFDMIには、取り付け方式によって4つの規格があります。それぞれ、FDMI規格A、FDMI規格B、FDMI規格C、FDMI規格Dと呼ばれます。FDMI規格Aは、ディスプレイの取り付けネジ穴の位置が4つあるもので、最も一般的に使用されています。FDMI規格Bは、横向きに向いた取り付けネジ穴が2つあります。FDMI規格Cは、ディスプレイの背面に固定して使用するマウントです。FDMI規格Dは、大型ディスプレイ用の規格で、取り付けネジ穴の位置が広く分布しています。
VESAマウントFDMIの取り付け方法
VESAマウントFDMIを使用したディスプレイの取り付け方法は、以下の手順で行います。
1. ディスプレイに取り付けネジを取り付ける
2. マウントプレートをディスプレイに取り付ける
3. マウントアームを壁や机に取り付ける
4. マウントプレートをマウントアームに取り付ける
専用の工具を使用する場合もありますが、一般的にはドライバーとレベル器があれば、簡単に取り付けができます。
まとめ
VESAマウントFDMIは、液晶ディスプレイの取り付けを標準化した規格であり、取り付け方法によって4つの規格が存在します。各メーカーが共通の規格に沿ってディスプレイを設計できるため、異なるメーカーのディスプレイに対しても、同じVESAマウントFDMI規格に対応したマウントを使用することで、安定かつ簡単に取り付けが可能になります。