書き込み禁止(ライトプロテクト)とは?- データ保護機能を紹介
書き込み禁止、またはライトプロテクトとは、データ記憶媒体に対して書き込み操作を行うことを禁止する機能です。主にUSBメモリーやSDカードなどのポータブルデバイスに搭載されており、データの保護や誤ってデータを上書き・削除しないために使用されます。
書き込み禁止の方法
書き込み禁止の方法について、USBメモリーを例に紹介します。USBメモリーには書き込み禁止スイッチが搭載されており、スライド式のON/OFFスイッチを切り替えることで切り替えることができます。スイッチをONにすると、書き込み保護モードになります。
また、Windowsの場合は、「ディスクのプロパティ」から書き込み保護を設定することができます。設定方法は以下の通りです。
- USBメモリーをパソコンに接続します。
- 「ファイルエクスプローラー」を開き、USBメモリーのドライブを右クリックします。
- 「プロパティ」をクリックし、プロパティ画面を開きます。
- 「ポリシー」タブをクリックします。
- 「書き込み保護を有効にする」にチェックを入れ、OKをクリックします。
これにより、USBメモリーに書き込みができなくなります。
書き込み禁止のメリット
書き込み禁止のメリットについて、以下に紹介します。
- データの保護が可能
- 誤ってデータを上書き・削除する心配がない
- ウイルス感染のリスクを減らすことができる
USBメモリーなどのポータブルデバイスは、外出先で利用することが多いため、書き込み禁止を設定することで、データの保護が可能になります。また、誤ってデータを上書き・削除する心配がなくなるため、安心して使用することができます。
さらに、ウイルス感染のリスクを減らすことができます。ウイルスは、主にインターネット経由で感染しますが、USBメモリーを介して感染することもあります。書き込み禁止に設定しておけば、USBメモリーにウイルスが感染することを防止できます。
まとめ
書き込み禁止(ライトプロテクト)は、データ保護のための機能であり、USBメモリーなどのポータブルデバイスに搭載されています。書き込み禁止スイッチを切り替える方法や、Windowsでの書き込み禁止設定方法について解説しました。また、書き込み禁止のメリットについても紹介しました。ポータブルデバイスを利用する際は、セキュリティの観点から書き込み禁止を設定することをお勧めします。