EFSとは? – Encrypting File Systemの説明と使い方
最近、セキュリティを考慮したファイル管理が求められています。ファイルに対するアクセス制御や、ファイルの暗号化がその一例です。その中でも、Windowsに備わる「Encrypting File System(EFS)」は、ファイルの暗号化を簡単に行える便利な機能です。
EFSとは?
EFSとは、「Encrypting File System」の略称です。この機能を使うことで、ファイルを暗号化して保護することができます。データを暗号化することで、効果的に個人情報を保護することができます。EFSは、Windows 2000以降のOSに標準で搭載されており、ProfessionalやEnterpriseなどのエディションで利用可能です。
EFSの使い方
EFSは、フォルダやファイルを暗号化するという単純な操作で使うことができます。以下に、EFSを使ったファイルの暗号化方法をまとめました。
- 暗号化したいファイルまたはフォルダを右クリックして、プロパティを開きます。
- 「詳細設定」をクリックして、「ファイルを暗号化してコンテンツを保護する」にチェックします。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
以上で、ファイルの暗号化が完了します。ファイルにアクセスする場合は、自分が暗号化したアカウントでログインする必要があります。ただし、注意点があります。EFSを使って暗号化されたファイルをバックアップする場合、復元するための秘密鍵を保管しておく必要があります。また、EFSはあくまでもファイルを暗号化する機能であり、通信を暗号化する機能ではありません。
以上が、EFSの説明と使い方についての解説でした。EFSを利用することで、個人情報の保護など、セキュリティを高めることができます。ぜひ、EFSを使って、セキュリティ強化に役立ててみてください。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版