FATとは?- File Allocation Tableの意味と種類
FATとは、コンピューターのファイルシステムの一つであり、File Allocation Table(ファイル割り当て表)の略称です。このファイルシステムは、主にWindowsオペレーティングシステムで使用されています。FATは、ディスクドライブ上のファイルを格納するために使用されるテーブルで、それぞれのファイルがディスク上のどの場所に保存されているかを示しています。
FATの種類
FATには、いくつかの種類があります。以下に、代表的な3つの種類を紹介します。
FAT12
FAT12は、古いMS-DOSシステムで使用されていたFATの一形式です。この種類のFATは、1つのファイルにつき12ビットの領域を使用し、最大容量は32MBまでとなっています。
FAT16
FAT16は、MS-DOSおよびWindows 3.1で使用されたFATの一形式です。この種類のFATは、1つのファイルにつき16ビットの領域を使用し、最大容量は2GBまでとなっています。
FAT32
FAT32は、Windows 95およびWindows 98で使用されたFATの一形式です。この種類のFATは、1つのファイルにつき32ビットの領域を使用し、最大容量は2TBまでとなっています。
まとめ
FATは、ファイルシステムの一つであり、主にWindowsオペレーティングシステムで使用されています。FATには、FAT12、FAT16、FAT32などの種類があり、それぞれ最大容量が異なります。今でも一部のデバイスで使用されていることがありますが、現在ではFATの欠点があるため、他のファイルシステムがよく使われるようになっています。
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