スイッチポートとは?
スイッチポートとは、コンピューターネットワークにおいて、ネットワーク機器間におけるデータのやり取りを行うための物理インターフェースのことです。スイッチングハブ(スイッチ)の各ポートがスイッチポートとなります。
スイッチポートの役割
スイッチポートは、異なるネットワーク機器同士を接続し、データをやり取りすることができます。スイッチングハブでは、各ポートがスイッチポートとして機能し、データフレームを受信した際に、宛先MACアドレスを調べ、その情報に基づいてポートを選択し、転送先のポートにデータを送信します。これによって、効率的なデータ通信が可能となります。
スイッチポートの種類
スイッチポートには、以下のような種類があります。
・アクセスポート
・トランクポート
・ミラーポート
・ポートチャネル
アクセスポートは、単一のVLANに所属する端末を接続するために使用されます。トランクポートは、複数のVLANを扱うために使用されるポートで、VLANタグ(IEEE 802.1Q)を用いてフレームを識別します。ミラーポートは、特定のポートに流れるトラフィックを他のポートに転送するために使用されます。ポートチャネルは、複数のポートを束ねて1つの論理ポートを作成するために使用されます。
まとめ
以上が、スイッチポートについての解説でした。スイッチポートの役割と種類について理解することによって、より効率的なネットワーク構築が可能となります。また、各種ポートの使い分けによって、ネットワークのセキュリティ強化やトラフィックの最適化が実現できます。
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