NGAV（次世代アンチウイルス）とは？セキュリティ対策の新たな概念をわかりやすく解説

NGAVとは？セキュリティ対策の新たな概念をわかりやすく解説

セキュリティ対策について、皆さんはどのような手段をとっていますか？ウイルス対策ソフトを導入しているという方も多いかと思いますが、最近では「NGAV」という新たな概念が注目を集めています。

NGAVとは、「Next Generation Anti-Virus」の略語で、従来のウイルス対策ソフトよりも高度な検知力や防御力を持つ、次世代型のアンチウイルスソフトウェアのことです。

従来のウイルス対策ソフトでは、ウイルスの署名を検知して対策を講じるため、新種のウイルスに対しては対応が遅れることがありました。しかし、NGAVでは、より高度な技術を使って不審な動きやパターンを検知し、未知のマルウェアやゼロデイ攻撃にも対応できるようになっています。

また、NGAVはクラウド技術を活用することが多く、膨大なデータを収集することで常に最新の情報を反映させることができます。これにより、リアルタイムでの脅威対策が可能になっています。

ただし、NGAVは従来のウイルス対策ソフトよりも高価であり、システム要件も高い場合があるため、中小企業や個人ユーザーには導入が難しいという欠点もあります。

今後は、NGAVの需要が増えていくことが予想されます。セキュリティ対策において、従来のウイルス対策ソフトだけでなく、NGAVも検討してみることをおすすめします。