OpenType OTFとは?フォントデザインの基本概念を簡単に解説する
OpenTypeとは?
OpenTypeは、マイクロソフトとアドビシステムズが共同開発したフォント形式です。OpenTypeの特徴は、TrueTypeとPostScriptを統合し、複数言語のサポートや高度なレイアウト機能を持ち合わせることです。また、OpenTypeにはいくつかの拡張子がありますが、その一つがOTFです。
OTFとは?
OTF(OpenType Font)は、OpenTypeの拡張子の一つで、TrueTypeとPostScriptの長所を組み合わせた高品質のフォント形式です。TrueTypeとPostScriptの一つのデータ形式であるため、高品質な表示が可能で、書体の細かいデザインを保持したまま、ファイルサイズを小さくすることができます。また、OpenTypeの特徴である高度なレイアウト機能も持ち合わせており、複数言語の文字セットをサポートすることができます。
フォントデザインの基本概念
フォントデザインには、以下のような基本概念が必要となります。
- 書体:フォントの種類を指します。一般的な書体には明朝体、ゴシック体、丸ゴシック体などがあります。
- ウェイト:フォントの太さを指します。ウェイトには、Bold、Regular、Light、Thinなどがあります。
- スタイル:特定の表現に合わせたフォントのデザインを指します。イタリック体、太字、アウトラインなどがあります。
- キャラクターセット:フォントが持つ文字の種類を指します。英数字や記号以外にも、日本語、中国語、韓国語などの文字セットもあります。
以上が、フォントデザインの基本概念になります。OpenType OTFは、これらの概念を持ち合わせた上で高度なレイアウト機能を備えた、非常に優れたフォント形式といえます。
以上のように、OpenType OTFは、TrueTypeとPostScriptを統合し、高度なレイアウト機能を持ち合わせた、フォントデザインにおいて非常に重要な役割を果たすフォント形式です。
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