PSKとは？
プリシェアードキー(PSK)とは、ネットワークセキュリティの一種で、共有鍵暗号方式の一つです。通信を行うデバイス同士があらかじめ共有鍵を持っていることで、通信内容が第三者に盗聴されたり改ざんされたりすることを防ぐことができます。
PSKの利点
PSKの利点としては、セキュリティが高いことが挙げられます。共有鍵を持っているデバイス以外からは、通信内容を盗聴することができません。また、公開鍵暗号方式よりも処理速度が速いため、高速な通信を行うことができます。
PSKの欠点
PSKの欠点としては、共有鍵を事前に設定しておかなければならないことです。鍵を漏洩させると、通信内容が第三者に盗聴されたり改ざんされたりする危険性があります。そのため、定期的に鍵を変更することが推奨されています。
PSKの使用例
PSKは、無線LANの暗号化方式でよく使われます。Wi-Fiルーターと接続するデバイスは、あらかじめ同じPSKを設定しておくことで、安全に通信を行うことができます。また、VPNの暗号化方式としてもよく使われます。VPNサーバーとクライアント間であらかじめ同じPSKを共有することで、セキュアな通信を実現できます。
以上が、プリシェアードキー(PSK)についての基本的な解説です。セキュリティ強化のためにも、正しい鍵の管理を行い、定期的な鍵の変更を行うようにしましょう。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版