フルターンキーとターンキーとは?建築・不動産の基本概念をわかりやすく解説
建築や不動産に関する用語には、専門用語が多くあります。その中でも、特によく聞く「フルターンキー」と「ターンキー」という言葉について解説します。
フルターンキーとは?
フルターンキーとは、建物や住宅を完全に完成した状態で販売する形態のことを指します。つまり、住宅に必要な設備や家具などが設置され、引っ越すだけで生活ができる状態になっているということです。
このタイプの住宅を購入する場合、内装や設備などはすべて施工業者が用意してくれます。設計や施工、家具や家電製品の選定、取り付け、引っ越しまで、すべてが施工業者によって行われるため、手間が省けるというメリットがあります。
しかし、この手間が省ける分、それなりの費用がかかることが多いという点には注意が必要です。
ターンキーとは?
ターンキーもフルターンキー同様に、完成した状態で住宅を販売するシステムです。ただし、ターンキーは、設備や家具の取り付けなどの一部が購入者自身で行われるという違いがあります。
具体的には、内装や設備、家電製品などは基本的に完成した状態で、購入者自身が家具の購入や取り付けなどを行うことになります。
そのため、フルターンキーに比べると、費用が抑えられることが多く、自分たちの好みに合わせて内装や家具を選ぶことができるというメリットがあります。
まとめ
フルターンキーとターンキーは、住宅の販売形態の一つであり、それぞれメリットがあります。フルターンキーは手間が省ける分、費用がかかりますが、ターンキーは自由自在に内装や家具を選べる分、費用が抑えられます。
建築や不動産には専門用語が多くありますが、今回解説したフルターンキーとターンキーは、特に知っておく必要がある基本的な用語です。是非、参考にしてみてください。
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