ベーシックディスクとは?
ベーシックディスク(Basic Disk)とは、Microsoft Windowsのディスク管理システムにおいて、データを保存するための基本的な方法です。ベーシックディスクには、パーティション(領域)を作成して、それぞれのパーティションにファイルシステムを割り当てることができます。
ベーシックディスクは、マスターブートレコード(MBR)またはGUIDパーティションテーブル(GPT)のどちらかを使用してパーティションを管理します。MBRは、PC/AT互換機で最も一般的に使用されている方式で、GPTはUEFIに対応したパソコンで使用されます。
ベーシックディスクとダイナミックディスクの違い
ベーシックディスクとは対照的に、ダイナミックディスク(Dynamic Disk)は、Windowsによって読み書きを行う特別な形式のディスクです。ダイナミックディスクを使用すると、ディスクのサイズを拡張したり、ボリュームを作成したり、インターネット上の他のコンピュータにアクセスしたりできます。
ダイナミックディスクは、複数のパーティションを作成することができます。また、RAID(Redundant Array of Independent Disks)と呼ばれる、複数のディスクを組み合わせて高速で冗長性の高いストレージシステムを構築することができます。
ベーシックディスクの特徴
ベーシックディスクは、Windowsの基本的なディスク管理システムですが、以下のような特徴があります。
– パーティションの数が限られている
– ボリュームを拡張するには、後続の未使用の領域が必要
– 他のOSからフォーマットされたディスクを認識できない
– システムパーティションとブートパーティションのみを含めることができる
まとめ
ベーシックディスクは、Windowsにおけるディスク管理システムの基本であり、パーティションを管理してファイルを保存するための方法です。ダイナミックディスクと比較して、パーティションの数が限られ、拡張には未使用の領域が必要ですが、基本的な使用目的には十分に対応できます。
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