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SATA2 SATA300とは?データ転送速度の進化を追う、ハードディスク接続規格の基本概念解説
ハードディスク接続規格には、IDEやSCSI、SATAなどがあります。ここでは、SATAに焦点を当てて、その歴史と進化を解説していきます。SATAは、Serial ATAの略で、パソコン内部でデータを転送するための規格です。
SATA1
SATA1は、2000年に初めて登場しました。この規格では、最大150MB/sのデータ転送速度が実現されました。SATA1の登場により、それまで主流だったIDEと比べて大幅に高速な転送が可能になりました。
SATA2 / SATA300
2004年、SATA2が登場しました。SATA2では、最大転送速度が300MB/sに向上しました。この規格は、一般的にSATA300とも呼ばれます。SATA2の登場により、SATA1よりも高速な転送が可能になり、より高速なデータ処理が可能になりました。
SATA3 / SATA600
その後、SATA3が登場し、最大転送速度が600MB/sに向上しました。この規格は、一般的にSATA600とも呼ばれます。SATA3は、SATA2よりも高速な転送が可能で、より高速なデータ処理が可能になります。
現在、最新のPCやノートパソコンでは、SATA3が標準的な規格となっています。しかし、SATA600を活用するには、対応するマザーボードやハードディスクが必要です。
まとめ
SATAは、IDEやSCSIと比べて、高速なデータ転送が可能な規格です。SATA1からSATA3まで、その進化は著しく、より高速な転送が可能になっています。現在、SATA3が標準的な規格となっていますが、SATA600を活用するには、対応するハードウェアが必要です。
以上が、SATA2 SATA300とは?データ転送速度の進化を追う、ハードディスク接続規格の基本概念解説です。
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