SI型光ファイバーとは?
ステップインデックス型光ファイバーの基本概念をわかりやすく解説
SI型光ファイバー、またはステップインデックス型光ファイバーは、光ファイバーの一種です。この光ファイバーは、内部に光を伝播させる際に、光ファイバーの中心部分と周辺部分の屈折率が異なることが特徴です。
具体的には、中心部分の屈折率が高く、周辺部分の屈折率が低い構造となっています。この構造により、光が中心部分から周辺部分に向けて屈曲するため、光の伝送路が曲がることなく直進することができます。
SI型光ファイバーの特徴
SI型光ファイバーは、その構造上の特徴により、他の光ファイバーと異なる特性を持っています。
1. 伝送距離が長い
SI型光ファイバーは、光が曲がらない構造を持っているため、光の進行方向に対してほぼ直線的に伝播することができます。このため、伝送距離が非常に長くなることができます。
2. 信号の歪みが少ない
SI型光ファイバーは、光の伝送路が曲がることなく直進するため、伝送される信号に歪みが発生することが少なく、高品質な伝送が可能です。
3. 多様な用途に使用される
SI型光ファイバーは、その特性から、テレビ放送や電話通信、データ通信など、さまざまな用途に使用されています。
まとめ
SI型光ファイバーは、中心部分と周辺部分の屈折率が異なる構造を持ち、その特性から、伝送距離が長く信号の歪みが少ないといった特徴を持っています。また、多様な用途に使用されており、今後ますます需要が高まっていくことが予想されます。
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