SSI (Server Side Include)とは?
SSIとは、サーバーサイドでHTMLコードを出力する際に、あらかじめ定義されたテンプレートや共通部分を別のファイルに分けて管理する技術です。
具体的には、以下のようなコードで実現されます。
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このように、HTMLファイル内に「#include」を記述することで、別のファイルの内容を読み込んでHTMLコードを生成することができます。
Web開発の基本概念と実践的な使い方
SSIを使うことによって、Webサイト全体のレイアウトやデザインを一元的に管理することができます。例えば、ヘッダーやフッター、ナビゲーションメニューといった共通部分を別のファイルに分けて管理することで、Webページの修正や更新作業を効率的に行うことができます。
また、SSIを利用することで、Webサイトのパフォーマンスを向上させることもできます。共通の部分を複数のWebページで使用する場合、SSIを利用せずにコードを重複して記述すると、Webページの読み込み時間が長くなってしまいます。一方、SSIを使うことで、必要な部分だけを読み込むことができるため、ページの読み込み時間を短縮することができます。
ただし、SSIを使う場合は、サーバー上でSSIを有効にする必要があります。また、SSIを使うことによって、Webサイトのセキュリティ上の問題が発生する可能性があるため、適切な管理が必要です。
まとめ
SSIはWebサイトのレイアウト管理やパフォーマンス向上に役立つ技術であり、Web開発の基本概念として覚えておくべきものです。ただし、適切な管理を行うことが必要であり、利用する場合には注意が必要です。
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