INIファイルとは？設定ファイルの基本概念と活用方法をわかりやすく解説
INIファイルとは、Windowsオペレーティングシステムで広く利用されている設定ファイルの一種です。INIの正式名称は「Initialization File」で、一言で言えばアプリケーションの設定情報を保存するためのファイルです。
INIファイルの基本構造
INIファイルは、次のような構造を持っています。
“`
[セクション名]
キー名=値
“`
セクション名は、設定項目をグループ分けするために利用されます。キー名は、設定項目の名称を表します。値は、キーに対応する設定値を表します。
たとえば、WindowsのINIファイルである「win.ini」を見てみると、次のようになっています。
“`
[Desktop]
SCRNSAVE.EXE=
PaintDesktopVersion=0
“`
Desktopセクションには、Windowsのデスクトップに関連する設定が保存されています。
INIファイルの活用方法
INIファイルは、アプリケーションの設定情報を保存するために利用されます。アプリケーションを利用するユーザーが、アプリケーションの設定を変更したい場合には、INIファイルを編集することで実現することができます。
また、INIファイルは、アプリケーションの動作に必要な設定情報を読み込むために利用されます。アプリケーションが起動するときには、INIファイルから必要な設定情報を読み込んで、アプリケーションの動作に反映されます。
まとめ
INIファイルは、Windowsオペレーティングシステムで広く利用されている設定ファイルの一種で、アプリケーションの設定情報を保存するために利用されます。INIファイルは、セクション名、キー名、値の3つの要素から構成されており、アプリケーションの設定情報を編集したり、読み込んだりするために活用されています。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版