443番ポートとは?
443番ポートとは、Webサイトのセキュリティを担保するために使用されるポート番号です。通常のHTTP通信では80番ポートが使用されますが、HTTPS通信では443番ポートが使われています。HTTPS通信は、Webサイトの情報を暗号化することで、通信内容を保護することができます。
HTTPとHTTPSの違い
HTTPとHTTPSは、両方ともウェブブラウジングに使用される通信プロトコルですが、HTTPSはHTTPのセキュリティを改善したバージョンです。HTTPSは、大量のユーザー情報を扱うウェブサイトや、オンラインショップなどの取引情報を扱うウェブサイトで使用されます。HTTP通信では、通信の内容が暗号化されず、ユーザーの個人情報が漏洩するリスクが高まりますが、HTTPS通信では暗号化されるため、ユーザーのプライバシーが守られます。
443番ポートが使用される理由
443番ポートは、HTTPS通信に必要なポート番号です。HTTP通信では80番ポートが使用されますが、HTTPS通信では暗号化されたデータをやりとりする必要があるため、データを暗号化するための通信が行われるポート番号が必要になります。そのため、HTTPS通信にはデータを暗号化するためのTLS/SSL通信と呼ばれる通信が用いられ、TLS/SSL通信では443番ポートが使用されます。
まとめ
443番ポートは、Webサイトのセキュリティを担保するため、HTTPS通信に使用されるポート番号です。HTTPS通信には、TLS/SSL通信が用いられ、通信の内容が暗号化されるため、ユーザーのプライバシーが守られます。Webサイト運営者は、443番ポートを使用してHTTPS通信を実装することで、ユーザーの情報を保護することができます。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版