クラスパスとは?- Javaの実行時にクラスファイルを検索するパス

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クラスパスとは?- Javaの実行時にクラスファイルを検索するパス

Javaはオブジェクト指向プログラミング言語の1つであり、豊富な機能を持っていることで知られています。Javaをプログラミングする際には、Javaのクラスファイルをコンパイルして実行する必要があります。その際に必要となるのが、クラスパスです。

クラスパスとは、実行時にJava仮想マシンがクラスファイルを検索するパスのことです。クラスパスを設定することによって、Javaはクラスファイルを正しく検索し、実行することができます。

クラスパスの設定方法

クラスパスは、環境変数やコマンドライン引数で指定することができます。以下に、Windows環境での環境変数の設定方法を示します。

1. マイコンピューターを右クリックして、プロパティを開きます。
2. 「システムの詳細設定」をクリックし、「環境変数」ボタンをクリックします。
3. 「システム環境変数」の「新規(N)」ボタンをクリックして、変数名に「CLASSPATH」、変数値にクラスパスを指定します。

また、コマンドライン引数で指定する場合は、「-cp」オプションを使用します。

クラスパスの検索順序

クラスパスは、複数指定することができます。複数のクラスパスが指定された場合、クラスファイルの検索順序は以下のようになります。

1. カレントディレクトリ
2. CLASSPATH環境変数で指定されたパス
3. Javaの標準クラスライブラリ

この順序でクラスファイルを検索し、最初に見つかったものを使用します。

まとめ

クラスパスは、Javaの実行時にクラスファイルを検索するパスを指定するものです。クラスパスの設定方法や検索順序を理解しておくことは、Javaプログラミングの基本となる知識です。正しく設定することで、スムーズなJavaプログラミングを行うことができます。

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