コールとは?プログラムや関数の呼び出しの基本
プログラムや機能を開発するに当たり、1つの機能を別の機能から呼び出すことは必須です。その際に用いられるのが「コール」(Call)というプログラミング用語です。本記事では、コールの基本的な概念や使用方法について解説します。
コールとは?
コールは、プログラム中のある機能を別の機能から呼び出すことを指します。呼び出された側の機能を「サブルーチン」と呼び、呼び出す側を「呼び出し元」と呼びます。サブルーチンは、それ単体で実行されることもありますが、基本的には呼び出し元からの呼び出しによって利用されます。
コールの種類
コールには大きく分けて2つの種類があります。1つは「内部コール」で、呼び出す機能と呼び出される機能が同じプログラム内にある場合に使います。もう1つは「外部コール」で、呼び出す機能と呼び出される機能が異なるプログラムやライブラリにある場合に使います。
コールの利用方法
コールの利用方法は、プログラムや言語によって異なります。例えば、C言語では下記のようにサブルーチンを定義し、呼び出し元から呼び出すことが一般的です。
“`
void sub() {
// サブルーチンの処理内容
}
int main() {
sub(); // サブルーチンの呼び出し
return 0;
}
“`
また、Python言語では下記のように関数を定義し、呼び出し元から呼び出すことが一般的です。
“`
def func():
# 関数の処理内容
func() # 関数の呼び出し
“`
以上のように、コールはプログラムや言語の基本中の基本であり、理解しておくことは新たな技術を習得する上で欠かせません。
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