Amazon ALBとは?AWSのアプリケーションロードバランサーの概要
AWS(Amazon Web Services)は、クラウドコンピューティング分野において、高いシェアを誇るサービスです。その中でも、ALB(Application Load Balancer)は、AWSのアプリケーションロードバランサーの一種です。
ALBは、複数のEC2インスタンスをグループ化し、負荷分散を行うことができます。また、HTTP/HTTPSトラフィックに対して高度なルーティング、SSLオフロード、セッション情報に基づくルーティングなど、多彩な機能を備えています。
ALBの特徴
ALBの特徴として、以下のような点が挙げられます。
– HTTP/HTTPSトラフィックに対応
– プロトコルによるルーティングが可能
– IPアドレスによるルーティングが可能
– ホスト名によるルーティングが可能
– URLによるルーティングが可能
– セッション情報に基づくルーティングが可能
– SSLオフロードに対応
ALBのメリット
ALBには、以下のようなメリットがあります。
– 負荷分散を行うことで、アプリケーションの安定性を確保できる
– 多彩なルーティング機能により、フレキシブルなアプリケーション構築が可能
– SSLオフロードにより、暗号化/復号化処理を高速化できる
– クライアントのIPアドレスを取り出せるため、アプリケーションのセキュリティ向上につながる
ALBの使い方
ALBを使用するためには、以下の手順が必要です。
1. ALBの作成
2. ターゲットグループの作成
3. EC2インスタンスの登録
4. ロードバランサーからのトラフィックを受け付けるために、セキュリティグループの設定を行う
これらの設定を行うことで、ALBを利用した負荷分散が可能となります。
まとめ
ALBは、AWSのアプリケーションロードバランサーの一種で、多彩なルーティング機能やSSLオフロードによる高速化、クライアントのIPアドレス取得など、様々なメリットがあります。ALBを使いこなすことで、アプリケーションの安定性やセキュリティ性を確保することができるため、AWSを活用する際にはぜひ利用してみてください。
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