APNGとは?
APNGはアニメーションPNGの略称で、透過PNGファイルを使ったアニメーション画像のフォーマットです。PNGと同じように圧縮性が高く、GIFよりも高画質で、透過やアルファチャンネルに対応しています。また、GIFよりも多彩な色が使えるため、滑らかなアニメーション表現が可能です。
APNGとGIFの比較
APNGとGIFの最大の違いは、圧縮方式です。GIFはLZW圧縮を採用していますが、APNGはDeflate圧縮を採用しており、GIFよりも圧縮率が高いため、同じ画質であってもファイルサイズが小さくなる傾向にあります。
また、APNGはGIFよりも色表現が豊富で、透過やアルファチャンネルに対応していることから、よりリッチな表現が可能です。しかし、APNGの欠点としては、対応ブラウザが限られていることが挙げられます。
APNGとWebPの比較
WebPはGoogleが開発した画像フォーマットで、JPEGやPNG、GIFに対抗するために作られました。WebPは可逆圧縮と非可逆圧縮が可能で、APNGと比べてファイルサイズが圧倒的に小さいため、Webページの読み込み速度を向上させることができます。
ただし、WebPはまだ普及しておらず、対応ブラウザも限られているため、現状ではAPNGとWebPを効果的に使い分けることが重要です。
まとめ
APNGは、高画質かつ透過やアルファチャンネルに対応した、新しいフォーマットのアニメーション画像です。GIFと比較すると、色の表現が豊富で、ファイルサイズも小さくなる傾向があります。ただし、対応ブラウザが限られているため、WebPとの使い分けも大切です。
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