【基本概念解説】マイクロオペレーションとマイクロコードとは?コンピュータ内部動作の鍵を紐解く

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マイクロオペレーションとマイクロコードとは?コンピュータ内部動作の鍵を紐解く

まず、マイクロオペレーションとは何か?

コンピュータ内部の動作を制御するために、CPUが行う最小単位の操作を指します。具体的には、加算、論理演算、シフトなどが挙げられます。マイクロオペレーションは、アセンブリ言語などで記述され、CPUが実行することで、プログラムが処理を進めていきます。

次に、マイクロコードとは何か?

マイクロコードは、CPUがどのような動作をすればいいかを記述したプログラムです。CPU内部の制御装置が、マイクロコードを読み込み、マイクロオペレーションを実行します。つまり、マイクロコードはCPU内部の動作を定義する鍵となる存在であり、CPUの動作そのものを制御する役割を担っています。

では、それらがどのように関係しているのか?

マイクロオペレーションは、CPUの最小動作単位であるため、そのままではプログラムを処理することができません。そこで、マイクロコードが記述され、CPUの制御装置がマイクロコードを読み込み、複数のマイクロオペレーションを連続的に実行することで、プログラムを処理していきます。

このように、マイクロオペレーションとマイクロコードは、CPU内部の動作を制御する上で欠かせない存在となっています。コンピュータを扱う上で、その内部の動作を理解することは非常に重要であり、マイクロオペレーションとマイクロコードについて理解を深めることで、コンピュータの仕組みをより深く理解することができます。

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