BBSとは?電子掲示板の歴史とインターネットコミュニケーションの発展

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BBSとは?

BBS(Bulletin Board System、ブリティン・ボード・システム)とは、電子掲示板のことで、インターネットが普及する前から存在していました。1978年にアメリカで最初のBBSが登場し、1980年代後半には日本でも普及しました。BBSは、電子掲示板上での文章の投稿や閲覧、ファイルのアップロード・ダウンロードができるシステムです。BBSは、インターネットの発展により、WebやSNSに置き換えられましたが、今でも一部の愛好家によって運営されています。

電子掲示板の歴史

BBS以前にも、電子掲示板に類するコミュニケーションシステムは存在しました。1960年代には、ベル研究所が開発した「モジュラー・ノートン・システム」があり、ここで利用された技術がBBSの先駆けとなりました。その後、1978年、米国のCP/Mを使った最初のBBSとして「CBBS」が登場し、翌年には「The Source」という商用BBSが始まりました。この頃から、BBSによるコミュニケーションが普及し始めました。

インターネットコミュニケーションの発展

1990年代に入ると、インターネットが普及し、BBSに代わる新しいコミュニケーションツールが生まれました。1991年にWorld Wide Web(WWW)が登場し、Webサイトが普及しました。また、1997年には、日本で最初のSNSともいえる「mixi」が始まりました。そして、2004年には、Facebookが始まり、現在では世界中で親しまれています。インターネットが進化するにつれ、コミュニケーションも進化してきたのです。

BBSは、今ではWebやSNSに置き換えられ、その存在感は薄くなっています。しかし、BBSがあったからこそ、インターネットの歴史はここまで進化してきたのかもしれません。

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